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CEにこにこ日記


2024年11月12日. 体温管理装置

体温管理装置が更新されました。体温管理装置とは、患者の体温を一定に保つための医療機器です。手術中や集中治療室で、低体温症の患者を温めたり、発熱した患者を冷やしたりします。エアコンが部屋の温度を調整するように、体温調節装置は体温を適切に管理します。この機械にたずさわる医療スタッフが正しく使用できるように使用学習会を開催しました。

CE体温管理

2024年10月29日.医療機器安全使用研修会

臨床工学科では、毎年全職員向けに医療機器を安全に使用できるよう研修会を行っています。今年度は7月に「除細動器・AED」、8月に「生体情報モニタ」、9月に「フットポンプ・低圧持続吸引器」の研修会をe-ラーニングにて行いました。研修会の担当技士は「誰が見てもわかり・現場で活用できる」をモットーに資料を作成しています。これからも医師・看護師をはじめ全てのメディカルスタッフが安心して医療機器を使用できるような研修会を行っていきます。

CE

資料で使用する画像を撮影している様子

CE

吹き込みを行っている様子

2024年10月15日.透析室災害訓練

透析室での災害訓練に参加しました。訓練では地震が発生した際の対応手順を学びました。実際に避難訓練を行い、透析中の患者が安全に避難できるよう、医師、看護師、臨床工学技士で協力してシミュレーションを行いました。この訓練を通じて、災害時には迅速かつ的確な対応が求められることを再認識しました。普段からの備えがいかに重要かを痛感しました。

患者搬送のシミュレーション

患者搬送のシミュレーション

手回し操作訓練

手回し操作訓練

2024年10月1日.第99回 日本医療機器学会大会

学会会場での一コマ

学会会場での一コマ

6月20日から3日間、横浜で開催された第99回日本医療機器学会大会に参加し、医療におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)について学んできました。DXとはデジタル技術で生活や医療を良く変えることを目指しており、その重要性について学びました。多くの医療従事者や医療機器メーカー、病院の情報管理部や中央材料部のスタッフの活発な意見交換を傾聴し、デジタル技術が医療の質を向上させるために不可欠であることを実感しました。

2024年9月17日.臨床実習

中部大学から2名、4年生の臨床実習を受け入れました。初日は緊張していた学生たちも、日が経つごとに自信を持って取り組む姿にとても頼もしさを感じました。彼らの真剣な姿勢や新しい視点は、私たちにとっても大変良い刺激となりました。実習を通じて、彼らが多くのことを学び、成長していく様子を見られて本当に嬉しかったです。これからの彼らの未来が非常に楽しみですし、次の実習生を迎えるのが今から待ち遠しいです。素晴らしい三週間をありがとうございました。

機器の説明をしている様子

機器の説明をしている様子

最終日 学生のプレゼンテーション

最終日 学生のプレゼンテーション

2024年9月3日.第46回日本呼吸療法医学会学術集会

6月28・29日に山形で行われた、第46回日本呼吸療法医学会学術集会に参加しました。
初めての学会参加でしたが、先輩技士とともに様々な演題発表を聴き多くの学びを得ることができました。得た学びを今までの業務へ活かすとともに、より良い呼吸療法が行えるように先輩方とよく話し合い業務のブラッシュアップをしていきたいです。学会後には山形のグルメをいただきました。これも学会の楽しみの一つです。

企業展示ブースの様子

企業展示ブースの様子

学会に参加した当院職員で開催

学会に参加した当院職員で開催

2024年8月20日.心臓カテーテルアブレーション(不整脈治療)機器の説明会

実機と模型を使用してのシミュレーション(手前:CE、奥:医師)

実機と模型を使用してのシミュレーション(手前:CE、奥:医師)

心臓カテーテルアブレーション機器のバージョンアップに伴い新機能の追加、新製品が使用可能となるため、循環器内科の医師と説明会に行ってきました。実機と心臓の模型を使用し実際の手術をシミュレーションしながら新機能と新製品の使用性の確認を行いました。新機能・新製品の特長を医師と議論し確認することができました。CEとして新機能を活用し医師の正確な診断・手技のサポートをし、手術時間を短縮することで患者の負担を軽減できるように頑張っていきます。

2024年8月6日.第69回 日本透析医学会学術集会・総会

今回、6月7日から9日に横浜で行われた、第69回日本透析医学会学術集会に参加しました。この学会は、全国から約二万人も訪れる大規模な学会になっており、多くの演題に触れ学ぶことができ、貴重な時間となりました。当科からも1題一般演題で発表をおこないました。初めての学会発表だったため準備は大変でしたが、先輩方にご指導頂き無事終えることができました。今回の経験を臨床の場で活かせるよう今後も業務に励みたいと思います。

透析室の仲間たちと

透析室の仲間たちと

発表風景

発表風景

2024年7月23日.令和6年度 新人技術研修会 (輸液ポンプ・シリンジポンプ)

毎年、臨床工学技士が講師となり新人看護師に向けて輸液ポンプ・シリンジポンプの研修会を開催しています。実際に輸液ポンプ・シリンジポンプを用いて使用方法やアラーム対応の方法、注意点等を説明しています。研修会の後半は、講義内容を含めた実技試験や筆記試験を実施して、研修会の効果を上げています。今後も、臨床工学技士として、さまざまな医療機器について情報を発信していきたいと思っています。

新人技術研修会の様子

新人技術研修会の様子

新人技術研修会の様子

新人技術研修会の様子

2024年7月9日.人工心肺装置研修

人工心肺装置

人工心肺装置

4月24日に人工心肺の基本的な操作方法やトラブルシューティングについて研修を行ってきました。人工心肺とは心臓の手術をするときに心臓と肺の代わりとして働く機械のことです。実際に当院で使っている回路などの物品を使って、施設の方や同席していた先輩技師からの指導のもと研修を行いました。また、手術では起きてはいけないトラブル時に患者さんに影響が及ぼさないようにするための対処方法を頭で考え対処する貴重な経験することができました。先輩技師の手技や知識の深さを間近で感じ、自分もそうなれるように知識を深め技術を磨いて病院に貢献できるようになりたいとより一層思える機会でした。

2024年6月25日.研修医に向けた学習会

新年度が始まり、新しく入職された研修医を対象とした人工呼吸器/輸液・シリンジポンプの学習会を行いました。人工呼吸器は、3年目の先輩技士が使用方法・注意点について説明しました。輸液・シリンジポンプは、機器を正しく安全に使用するための使用方法やアラーム発生時の対応を中心とした内容で説明し、実際に体験してもらいました。
2年目の技士として初めての学習会だったため不安で一杯でしたが、先輩技士の指導の下、良い学習会を行いました。医療機器の知識をより深く身に付け、多職種に周知していきたいです。

学習会の様子

学習会の様子

学習会の様子

学習会の様子①

学習会の様子

学習会の様子

学習会の様子②

2024年6月11日.資格取得

令和5年度当院の技士3名が、[認定集中治療関連臨床工学技士]・[植込み型心臓不整脈デバイス認定士]・[心電図検定3級]をそれぞれ取得しました。今後も様々な資格取得に挑戦し、当院のチーム医療に貢献していきたいと思います。

資格を取得した技士

資格を取得した技士

認定証

認定証

2024年5月28日.第5回東海RST協力会NPPV※1シミュレーショントレーニング

3月2日に東海RST協力会主催のNPPVシミュレーショントレーニングに参加しました。多職種で構成された4人1組のチームで実際に臨床現場にて起こった様々なシナリオを体験しました。
この学習会を通じてNPPVのトラブルを発見・対処する技術と他職種との連携を学ぶことができました。今回の経験を臨床業務に活かしていきたいです。

※1 NPPV:非侵襲的陽圧換気法(マスクを使った人工呼吸療法)

写真1.学習会の様子

写真1.学習会の様子

写真2.学習会後の一枚

写真2.学習会後の一枚

会場: 公立陶生病院

2024年5月14日.民生委員・児童委員 講演会

2月14日に隣市である岡崎市広幡学区の民生委員・児童委員18名を対象に、「臨床工学技士と在宅医療」というテーマで講演をさせていただきました。超高齢化社会を迎える「2025年問題」についての説明や在宅で使用することのできる医療機器について約45分間お話させていただきました。今回の講演を通じて、臨床工学技士として病院内だけにとどまらず、地域社会でも必要とされる存在でありたいと感じました。

講演会の風景

講演会の風景

講演会の風景

講演会の風景

2024年4月30日.第16回植え込みデバイス関連冬季大会

2月9日から2月10日に広島県広島市で開催された第16回植え込みデバイス関連冬季大会に参加しました。ペースメーカなどの植込みデバイスに関する内容で、他施設での遠隔モニタリング業務の取り組みやリードレスペースメーカについての発表を聞き、多職種での連携が大切であることを学びました。今回の学会で学んだことを活かして、今後のデバイス業務に役立てていきたいと考えます。

企業ブース

企業ブース

会場:広島コンベンションホール

会場:広島コンベンションホール

2024年4月16日.就職説明会

説明会の様子

説明会の様子

2024年3月16日土曜日、中部大学 生命健康科学部 臨床工学科の3年生を対象にした就職説明会に参加しました。県内だけでなく岐阜、静岡、長野、滋賀と計28施設もの病院が参加しました。
説明会では、当院における臨床工学技士としての業務内容や施設の概要そして、豊川市の魅力などについてお話してきました。
今後もこのように、ブログを利用して臨床工学科内の情報を広げていけたらなと思っています。是非、皆様のお越しをお待ちしております。

2024年4月9日.防災訓練

ICU(集中治療室)にて看護師、医師と共に火災を想定して患者の水平避難の訓練を行いました。ICUでは生命維持管理装置(人工呼吸器等)など様々な医療機器を使用していることが多いため、安全に避難するためのポイントを改めて確認することが出来ました。また、実際の災害時にも冷静に行動するために普段から看護師や医師といった多職種間でのコミュニケーションが大切だと感じました。

防災訓練の様子(水平避難)

防災訓練の様子(水平避難)

防災訓練後に皆で意見交換している様子

防災訓練後に皆で意見交換している様子

2024年3月26日.”臨床工学技士として” その3

初めまして。2年目臨床工学士です。

当院の臨床工学技士の業務は、血液浄化業務をはじめICU業務、心臓カテーテル業務、機器管理業務など幅広く行っています。
入職したばかりのころは、業務範囲も広いためわからないことや、覚えなければならないことが多く不安で一杯でした。しかし先輩の指導のおかげで成長することができています。まだまだフォローしていただきながらではありますが、今では夜勤業務に参加しています。今後も、様々なことに疑問を持ち成長できる臨床工学技士でありたいと思います。
また、三年目には学会で発表をする予定です。臨床業務をこなしながら多忙ではありますが、実りのある発表にできるよう頑張っていきたいです。

先輩技師による指導風景

先輩技師による指導風景

在宅酸素療法導入患者の指導風景

在宅酸素療法導入患者の指導風景

2024年3月12日.”臨床工学技士として” その2

ICU業務

ICU業務

はじめまして。在職2年目の女性技士です。
2022年4月に入職してはや2年。もうすぐ3年目を迎えます。
大学卒業後一人暮らしを始め、慣れない新生活を送りながらの1年目は毎日が必死でした。しかし、職場には親身になって相談に乗ってくれる先輩技士や同期がいて、忙しくも充実した社会人デビューをすることができました。2年目になって、業務の幅も広がり「覚える」ことはもちろん「考える」ことの機会が多くなりました。中でも今は呼吸療法に興味をもち、患者さんの病態を見ながらどういうモード設定が適しているかなどを考えることに面白さを感じています。3年目は多職種との関わりを意識してCEとしてさらにレベルアップできるように頑張りたいです。

2024年2月27日.”臨床工学技士として” その1

皆さん初めまして。2年目の臨床工学技士です。
豊川市民病院に入職してもうすぐ3年目を迎えようとしています。
当院は、総合病院のため業務範囲が広く、どうしても最初は広く浅く業務をこなしていく必要がありました。大学卒業後、社会人となり、慣れない一人暮らしの生活に加え、日々新しいことを吸収しなければならない環境下で毎日、精一杯でした。たくさんメモをして、業務をこなせるよう工夫し、家に帰っても勉強の日々でした。今後も、各業務の完成度を上げていきたいです。また、何事も「学ぶ楽しさ」を忘れずに積極的に挑戦し、経験を積み重ねていきたいと思います。

心臓カテーテル業務 ABL(経皮的心筋焼灼術)

心臓カテーテル業務
ABL(経皮的心筋焼灼術)

血液浄化業務

血液浄化業務

2024年2月13日.脊椎神経モニタリング業務

脊椎神経モニタリングとは、人体の中枢を担う大事な神経が背骨に集まっておりその大事な神経の近くを手術する際に安全を確保するために手術中にモニタリングをすることです。我々CEは医師と連携し準備・術中の機器操作、モニタリング結果を話し合い患者さんにより安全に手術を受けていただけるよう努めています。また、モニタリングに関する勉強だけではなく実施に医師が手術中にどのような手技で手術を行っているかも研修会等を通して日々勉強に励んでいます。

モニタリング機器

モニタリング機器

モニタリングの様子

モニタリングの様子

2024年1月30日.パルスオキシメータ

コロナ禍で注目をあびた医療機器のひとつであるパルスオキシメータ。パルスオキシメータとは、指先などに光を当てることで身体に十分な酸素が行き届いているかを測定できる医療機器です。「生命兆候」を意味するバイタルサインのひとつである呼吸の指標を知ることで、治療効果や状態変化、異常を早期に発見することができます。今回は、製造業者の方からパルスオキシメータの正しい装着方法や指先以外での測定方法を学びました。医療現場では日常的に使用しているため、今後の臨床業務に役立つ内容でした。

指先センサ

指先センサ

前額部センサ

前額部センサ

鼻翼センサ

鼻翼センサ

2024年1月15日.人工呼吸器学習会

人工呼吸器学習会の様子

学習会の様子

基礎人工呼吸器学習会を全職員対象に行いました。今回は人工呼吸療法の基礎とマスクを用いる人工呼吸器の使用方法を中心とした内容としました。コロナ渦の影響で約4年ぶりの実地開催ということもあり、1年目~4年目の看護師を中心にして非常に沢山の方々に参加していただき大盛況となりました。
勤務部署によって人工呼吸器に触れる機会が少ないスタッフからは大好評でした。

2024年1月4日.出張学習会

定期的に行う学習会の他に、各病棟からの依頼をうけて医療機器に関する学習会を行うのもCEの業務の一環です。今回は人工呼吸器の基本的な操作方法やトラブルシューティングを再度学習したいという病棟の依頼を受けて出張学習会を開催しました。新人からベテランスタッフまで参加され、実機を用いた演習では「実際に触ってみるとわかりやすい!」と評判も上々でした。

学習会の様子

学習会の様子

学習会の様子

2023年12月19日.ペースメーカ業務

ペースメーカとは、心拍数が遅くなり息切れなどの症状がある方に植込まれ、弱い電気刺激を心臓に送ることで心拍数を正常に戻し、症状を緩和させるための医療機器です。
当院では、ペースメーカ植込み時の立ち会い、ペースメーカ植込み後のチェック、毎週火曜日にあるペースメーカ外来でのチェック、ペースメーカ植込み患者さんのMRI撮影時などの対応を行っています。また遠隔モニタリングを行っている患者さんのデータチェックを循環器内科医師と共に毎月行っています。

遠隔モニタリングデータをチェックしている様子

遠隔モニタリングデータをチェックしている様子

ペースメーカ外来でチェックをしている様子

ペースメーカ外来でチェックをしている様子

2023年12月5日.告示研修

10月7日から2日間、” 医師の働き方改革に伴う「タスクシフト/シェア推進」に関して臨床工学技士の業務範囲追加に伴う厚生労働大臣指定による研修”の実技研修を受講してきました。これは臨床工学技士が新たに行える業務の知識・技能を習得するための研修です。他の施設の臨床工学技士の方と協力しながら実際の機器を操作して行うため、とても充実した研修となりました。今後、積極的に新たな業務に携わっていきたいと思います。

告示研修

会場の様子

告示研修

機器を用いた研修

2023年11月21日.第23回中部臨床工学会

10月28日から10月29日に富山県富山市で行われた、第23回中部臨床工学会に参加しました。「未来を確立するために~臨床工学技士が今やるべきこと~」をテーマにタスクシフト・シェア推進に向けた発表が多数あり、当科からも一般演題でタスクシェアに関連した発表をしてきました。今後もチーム医療を通して提供する医療の質を向上させていきたいです。

※タスクシフト・シェアとは:医療従事者がそれぞれの専門性を活かせるよう業務分担を見直すことで、医師の負担軽減と同時にチーム医療の水準を上げることを目指しています。
※会場の都合上、発表中の写真は撮影できませんでした。

中部臨床工学会

富山国際会議場前にて

中部臨床工学会

富山城前で技士の仲間たちと

2023年11月7日.上半期出張報告会

我々CEは新しい知識・技術の習得や最新医療機器の情報を得る目的、または我々の施設で行っている研究活動を報告する目的で数多くの学会や研修会に参加しています。学会や研修会で得た知識・技術を参加者だけで留めておくのではなく、部署全員で共有していく目的で「出張報告会」を行っています。今回は、日本透析医学会、日本臨床工学会、日本呼吸療法学会に参加した4名が報告してくれました。

日本透析医学会の報告

日本透析医学会の報告

日本透析医学会の報告

日本透析医学会の報告

日本臨床工学会の報告

日本臨床工学会の報告

日本呼吸療法学会の報告

日本呼吸療法学会の報告

真剣な眼差しで発表を聴くオーディエンス

真剣な眼差しで発表を聴くオーディエンス

2023年10月24日.フットポンプ講習会に参加しました

若手の技師5名でフットポンプの講習会に参加しました。フットポンプとは長時間の手術や入院中の患者さんのふくらはぎや足背にスリーブを取り付け、一定の間隔で空気を送り圧力をかけることで足の血液循環を補助し血栓(血の塊)ができないようにする医療機器です。これまでは機器本体が破損・故障した際はメーカー依頼で修理していましたが、講習会を受講したことで技師自身の手によって部品交換が行えるようになりました。部品の交換方法を聞くだけでなく実際に機器本体がどのようにして動いているのかも詳しく教えていただきました。医療機器を主に取り扱うCEとして新たなスキルを身に着け病院に貢献していきたいと思います。

フットポンプ本体

フットポンプ本体

フットポンプ講習会の様子

講習会の様子

2023年10月10日.6分間歩行試験

6分間歩行試験とは、患者さんに6分間できるだけ頑張って歩いてもらい、どれぐらいの運動能力があるのか、さらに歩行中の呼吸困難の程度、血液中の酸素の状態がどのように変化するかを調べる試験です。当院では6分間歩行試験は医師と理学療法士とCEが協力して行っています。その中でCEはパルスオキシメーターという機器を患者さんの指に装着し、Bluetoothで接続されたタブレットで歩行中の患者さんの血液中の酸素の状態と心拍数の変化を観察しています。試験終了後に得られたデータを解析して診療に役立てています。

試験で使用する機器

試験で使用する機器「Anypal Walk」

試験に関わるスタッフ

試験に関わるスタッフ

2023年9月26日.第45回呼吸療法医学会学術集会

8月5日から8月6日に愛知県名古屋市で行われた、第45回呼吸療法医学会学術集会に参加しました。最新の呼吸療法の技術や医療機器について学び、セミナーでは「NPPVの基本からアドバンスまで」に参加しました。他院での呼吸器の運用方法を聞くことのできる貴重な機会であり、またハンズオンセミナーでは実習を通してNPPVについての知識を深めることができました。今回学んだことを今後の臨床業務に活かしていきたいと思います。

第45回呼吸療法医学会学術集会

会場:ウインクあいち

第45回呼吸療法医学会学術集会

ハンズオンセミナー実習風景

第45回呼吸療法医学会学術集会

企業展示

2023年9月12日.透析用監視装置が更新されました

血液浄化センターの透析用監視装置が3台更新されました。安全な透析治療を行うために、事前にメーカーからの説明会を開催し、使用方法などの確認を行いました。導入後は新しい機能を最大限活かせるように、CE同士で話し合いを行いました。血液浄化センターでも、我々CEの専門性を活かし、医師・看護師と協力してチームで医療を行っています。

説明会の風景

説明会の風景

新機能についての確認

新機能についての確認

透析用監視装置





※透析用監視装置とは、腎不全により腎臓機能が低下もしくは消失した患者さんに対し、体内に溜まった過剰な水分や毒素を取り除く「透析治療」を実施するために不可欠な医療機器です。

2023年8月29日.第33回 日本臨床工学技士会

7月21日から7月23日の3日間、広島県広島市で開催された第33回日本臨床工学技士会に参加しました。日々の臨床・教育・研究活動の報告や、医師の働き方改革に伴う「タスクシフト/シェア推進」に関してなど、内容は多岐にわたるものでした。当科からも1名、一般演題(デジタルポスター)で発表しました。今回の学会で得た、安全・安心な医療機器管理や専門技術をグループ内で共有し、今後の臨床業務に役立てていけたらと考えます。

第33回 日本臨床工学技士会

会場:JMSアステールプラザ

第33回 日本臨床工学技士会

発表風景

2023年8月15日.アンギオ室のポリグラフが新しくなりました

RMC-5000

RMC-5000

アンギオ室のポリグラフが新しくなりました。当院ではCEがポリグラフを操作します。導入前の勉強会では臨床に備えてたくさん質問が飛び交っていました。新しいポリグラフはパターンマッチなどの新機能を搭載していたり、ノイズが入りにくい特徴もあるのでアブレーションや虚血で大活躍しそうです。

アンギオ室のポリグラフ

操作ボタンも増えて扱いやすい

アンギオ室のポリグラフ

検査結果が絵で見れてわかりやすい

2023年8月1日. 輸液・シリンジポンプの学習会

新人看護師を対象とした、輸液・シリンジポンプの学習会を行いました。安全に薬液投与を行うために、正しい機器の取り扱い方法や警報発生時の対処方法などを、実際に使用する機器を用いて説明しました。この学習会では使用機会の多い医療機器の安全使用の啓発を行い、また若手技士が指導者となり他職種とコミュニケーションをとることで、指導力やプレゼンテーション力の向上に努めています。

二年目の若手技士による学習会の様子

二年目の若手技士による学習会の様子①

二年目の若手技士による学習会の様子

二年目の若手技士による学習会の様子②

2023年7月18日. 酸素流量計の点検について

院内にある酸素流量計の保有台数の把握と、安全使用を目的に酸素流量計チェッカー「FLC-103」を導入しました。「FLC-103」は軽量でコンパクトサイズなので持ち運びにもとても便利。その上操作方法もとてもシンプルなので点検作業が捗ります。

酸素流量計チェッカー「F L C−103」

酸素流量計チェッカー「F L C−103」

使用方法を説明しながら実際に点検を行っている様子

使用方法を説明しながら実際に点検を行っている様子

2023年7月4日. 第68回日本透析医学会学術集会・総会

第68回日本透析医学会学術集会・総会

会場の前でパシャリ

先日、神戸で行われた第68回日本透析医学会学術集会に参加してきました。各施設の演題を傾聴したり、機器展示で最新の医療機器に触れたりと貴重な時間を過ごしました。そして当科から1名がポスター発表をおこないました。学会のテーマである「知行合一」のように、学会で学んだ知識を臨床の場で活かしていけるよう精進していく所存です。

第68回日本透析医学会学術集会・総会

緊張のひととき

第68回日本透析医学会学術集会・総会

応援に駆けつけてくれたスタッフと記念撮影

2023年6月20日. 臨床工学科のスクラブが完成しました

臨床工学科のスクラブ

記念撮影

臨床工学科のスクラブが完成しました。みんなで意見を出し合いながら、デザインは在職2年目の女性技師が担当してくれました。我々C Eはチームの中で働くことが多いため、他職種の中にいても存在をアピールできるようなデザインにしました。他部署からの評判も上々です。

臨床工学科のスクラブ

背中には「CE」の大きな文字が

臨床工学科のスクラブ

左腕にはシープリン