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MRI検査


検査の流れ

  • 検査時間は内容により異なりますが、約30分程度です。
  • 検査に痛みはありません。撮影中は工事現場にいるような大きな音がするので耳栓もしくはヘッドホンをして撮影します。
  • 検査台に寝ていただき、撮影部位にコイルと呼ばれる機械をセットします。あとは担当者の指示に従ってください。
  • 胸部、腹部の検査では息を止めて撮影をする場合があります。
  • 必要に応じて造影剤を静脈注射する場合があります。薬を併用することでより明確な画像診断が可能です。

検査中は室内に一人きりになりますが、常に検査担当者と連絡を取ることができます。モニターでも観察していますので、何かありましたらすぐにスタッフへお知らせください。
また、小さいお子さまお一人で検査をされる場合、ご希望があれば一緒に中へ入っていただくことも可能です。ご相談ください。

MRI検査の注意点

MRI検査の準備

  • 検査は基本的に検査着に着替えて行います。
  • 金属類(時計、携帯電話、鍵など)、磁気カード(キャッシュカード、クレジットカードなど)を取り外します。補聴器やエレキバン、コルセットなども外していただきます。
  • 化粧品(アイシャドー、マスカラ)の中には金属を含んでいるものがあり検査に影響する場合があります。
  • 撮影部位によっては検査4時間前より飲食を控えていただく場合があります。

MRI検査上の注意点

以下の方はMRI検査を受けられない場合がありますので、事前に担当医にお知らせください。
  • 心臓ペースメーカを埋め込んでいる方
  • 体内に金属がある方(脳動脈クリップ、人工関節、人工内耳など)
  • 妊娠中、または妊娠の可能性のある方
  • 閉所恐怖症や狭いところが苦手な方
  • 喘息の既往歴のある方(造影剤の使用に注意が必要になります)

造影検査

造影剤ってなに?

より詳しく検査を行うために用いる注射です。造影剤を併用することでより明確な画像診断が可能になります。しかし、一般の薬と同じで造影剤にも副作用が起こり得ます。従って、むやみに造影剤を使用することはありません。
造影剤は静脈内に注射後、尿や胆汁として排出されますので主治医などに水分制限を受けてない方は造影検査後、普段より多めの水分摂取を心掛けてください。

造影剤の注意点

次のような方は、造影検査が受けられない場合がありますので、事前にスタッフにお知らせください。
  • 喘息(ぜんそく)にかかったことのある方
  • 薬や食べ物などによるアレルギーのある方
  • 過去の造影検査で気分が悪くなったり、じんましんが出たりしたことのある方
造影検査中または終了後、気分が悪くなったり、じんましんが出たりした場合はすぐにスタッフにお知らせください。 造影剤投与後一週間は、じんましんなどの副作用が起こる可能性があります。連絡先、注意事項を明記した用紙をお渡ししておりますので、異常を感じた場合は24時間いつでもご連絡ください。

お子様の検査

注意点

MRIは検査中大きな音がしますので、じっとできないお子様に睡眠導入剤などの薬を使用し、寝た状態で検査を行います。この場合お子様がいつ眠るか分かりませんので、早めに来院して頂くことになります。

またお子様が起きないうちに検査するために、場合によっては検査の順番をお待ち頂くことがあります。