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集中治療科



集中治療科の特徴

3次救急医療機関である救命救急センターの指定を受けたことから、令和2年12月に診療局に「集中治療科」が開設されました。
主に集中治療室(ICU)と救急病棟という専用の病棟で、重篤な全身疾患や外傷、中毒、侵襲の大きい手術等により生命を脅かされている患者さんや、病態の急変した患者さんの治療を各科主治医と協力して行っています。
令和4年4月より「日本集中治療学会、集中治療専門医研修施設認定」に認められました。医師、看護師、臨床工学技士、薬剤師、管理栄養士、リハビリテーション技師、臨床心理士と毎朝カンファレンスを行い、患者および御家族に対して総合的なチーム医療を実践しております。各専門職が積極的に治療に関わりつつ、学会発表など対外的な活動も行っております。

主な治療

ICUと救急病棟には集中治療科(日本集中治療医学会専門医1名)または各診療科協力医師が交代で24時間常駐し、セミクローズドICUとして運営し、重症患者さんにとって最適な高度集中治療を行っています。特に最近では、新型コロナウイルス感染症で重症化した患者さんの治療にもあたっています。
ICUの患者さんの病態は、重要な臓器でしかも複数で障害を来していることがあるため、傷病の治療とともにこれらの臓器をサポートする事が生命維持に欠かせません。このため人工呼吸器、補助循環装置(大動脈内バルーンパンピング IABP、経皮的心肺補助 PCPS ECMO)、血液浄化装置(持続的血液濾過透析、血漿交換)等の高度な医療機器を常備しています。

PICS(集中治療後症候群:通称ピックス)について

ICU入室中あるいは退室後に身体障害、認知障害、精神障害が生じることが近年わかってきました。これらの症状をPICSと呼び対策が必要となってきました。
ICUに入院することは突然のことが多く、ご本人およびご家族にも非常に大きなストレスを生じてしまいます。当院ICUでは普段の治療において医師だけでなく看護師、臨床工学技士、薬剤師、管理栄養士、リハビリテーション技師、臨床心理士といったそれぞれのプロフェッショナルが存分にその力を発揮できるチーム医療を実践しており、ICUでの治療中にもPICS予防対策を行っております。それでもICUでの治療が完了し一般病棟に移ったあとや退院後にもPICSの症状に悩まされる可能性もあります。
そこで、当院では入院中フォローアップを行い、必要時には退院後も外来フォローアップを行っております。

担当医師の紹介

医師名 免許取得 役職名 認定医・専門医等
保條 説彦 平成元年 副院長
部長
日本産科婦人科学会専門医
愛知県医師会母体保護法指定医師
日本産婦人科学会専門医制度指導医
臨床研修指導医
西 大輔 平成23年 医長 日本内科学会認定内科医
日本救急医学会ICLSコースディレクター
日本内科学会JMECCインストラクター
臨床研修指導医
平田 陽祐 平成23年 医長 日本集中治療医学会専門医
日本救急医学会専門医
日本麻酔科学会指導医
麻酔科専門医(日本専門医機構)
日本化学療法学会抗菌化学療法認定医
インフェクションコントロールドクター(ICD)
麻酔科標榜医
日本区域麻酔学会認定医
臨床研修指導医
看護師特定行為研修指導医
緩和ケア研修会修了
TNT研修会修了
BLS、ACLS、PALS、JPTEC、JATEC、ISLS、FCCSプロバイダー
経営学修士
山内 淳一 平成24年 医長