整形外科
特色
小児から高齢者まですべての年齢における運動器(四肢および脊椎・脊髄)の様々な外傷や疾患に対し、質の高い診断・治療(保存的治療~手術)・リハビリテーションを包括的に行うことを目指しています。整形外科医は常勤9名で、外傷のほかに脊椎脊髄・末梢神経、関節外科、人工関節、手外科・マイクロサージェリー、リウマチ疾患、スポーツ整形外科、リハビリテーションの各専門外来を分担・担当しています。小児整形外科疾患に関しては、名古屋市立大学整形外科小児整形外科グループから専門医が代務医として定期的に来院し(隔週)、大学病院と密接な連携を取りながら診療を行っています。また、適応に応じて脊椎内視鏡専門医による内視鏡下最少侵襲脊椎手術も行っています。
豊川・新城地区の基幹病院として、地域の病院、診療所、リハビリ施設、老健施設などとの密接な連携と役割分担のもと、患者さん中心の医療が行えるよう努力していきます。
豊川・新城地区の基幹病院として、地域の病院、診療所、リハビリ施設、老健施設などとの密接な連携と役割分担のもと、患者さん中心の医療が行えるよう努力していきます。
診療・治療実績
令和4年度実績
初診患者数 | 1,684人 |
外来患者数 | 25,356人 |
入院延べ患者数 | 17,319人 |
1日平均外来患者数 | 69件 |
1日平均入院患者数 | 47件 |
年間手術件数 | 1,171件 |
施設認定
日本整形外科学会研修指定病院
日本リウマチ学会研修指定病院
症例検討会(月曜日~金曜日)
東三河整形外科医会(年9回)
東三河リウマチ研究会(年4回)
東三河脊椎外科研究会(年2~4回)
三河関節外科研究会(年2回)
整形外科東海地方会(年4回)
東海整形外科外傷骨折研究会(年1回)
東海脊椎脊髄病研究会(年2回)
中部整形外科災害外科学会(年2回)
東三河整形外科医会(年9回)
東三河リウマチ研究会(年4回)
東三河脊椎外科研究会(年2~4回)
三河関節外科研究会(年2回)
整形外科東海地方会(年4回)
東海整形外科外傷骨折研究会(年1回)
東海脊椎脊髄病研究会(年2回)
中部整形外科災害外科学会(年2回)
中部リウマチ学会(年1回)
日本リウマチ学会(年1回)
日本整形外科学会(年1回)
日本リハビリテーション医学会(年1回)
日本脊椎脊髄病学会(年1回)
日本手外科学会 (年1回)
日本骨粗鬆症学会(年1回)
日本関節外科学会(年1回)
日本骨折治療学会(年1回)
日本リウマチ学会(年1回)
日本整形外科学会(年1回)
日本リハビリテーション医学会(年1回)
日本脊椎脊髄病学会(年1回)
日本手外科学会 (年1回)
日本骨粗鬆症学会(年1回)
日本関節外科学会(年1回)
日本骨折治療学会(年1回)
※国際学会や英語論文も発表しています。
担当医師の紹介(常勤医師)
医師名 (専門分野) |
専門分野 | 役職名 | 指導医、認定医、専門医等 |
高橋 育太郎 | 整形外科一般 関節外科 |
診療部長 主任部長 |
日本整形外科学会専門医 臨床研修指導医 |
川端 哲 | 整形外科一般 | 部長 | 日本整形外科学会専門医 日本整形外科学会研修指導医 整形外科専門医(日本専門医機構) 臨床研修指導医 |
裵 漢成 | 整形外科一般 スポーツ整形外科 関節外科 |
部長 | 日本整形外科学会専門医 日本整形外科学会認定リハビリテーション医 日本体育協会公認スポーツ指導者登録証 (スポーツドクター) 臨床研修指導医 |
金子 達洋 | 整形外科一般 関節外科 |
部長 | 日本整形外科学会専門医 日本人工関節学会認定医 日本整形外科学会認定リハビリテーション医 臨床研修指導医 |
五十棲 秀幸 | 手外科 マイクロサージェリー 四肢外傷 |
医長 | 整形外科専門医(日本専門医機構) 日本手外科学会認定手外科専門医 義肢装具等適合判定医師研修会修了 |
堀江 卓生 | 副医長 | ||
亀田 匡史 | 医員 | ||
渡邊 創一朗 | 医員 | ||
近藤 凌平 | 医員 |
四肢・脊椎・骨盤骨折
関節・脊椎脱臼
軟部組織損傷(皮膚・筋肉・腱・靭帯・神経・血管損傷)
関節・脊椎脱臼
軟部組織損傷(皮膚・筋肉・腱・靭帯・神経・血管損傷)
コンパートメント(区画)症候群
脊髄損傷
腕神経叢損傷
脊髄損傷
腕神経叢損傷
神経筋疾患
脳血管障害(後遺症)
脳性麻痺(二次障害)
運動ニューロン疾患
脳性麻痺(二次障害)
運動ニューロン疾患
絞扼性末梢神経障害(手根管症候群、肘部管症候群、胸郭出口症候群、足根管症候群、梨状筋症候群、前・後骨間神経麻痺)・・・
関節疾患
変形性関節症
骨壊死
痛風・偽痛
神経病性関節症
血友病性関節症
骨壊死
痛風・偽痛
神経病性関節症
血友病性関節症
透析性関節症
色素性絨毛結節性滑膜炎(PVS)
滑液包炎
骨化性筋炎・・・
色素性絨毛結節性滑膜炎(PVS)
滑液包炎
骨化性筋炎・・・
上肢・手の疾患
外傷(上腕・肘・手関節・指の骨折・脱臼、腱断裂、神経断裂、切断指など)
腱鞘炎(ばね指やドケルバン病など)
紋扼性神経障害(手根管症候群・肘部管症候群など)
加齢による変形や外傷後の変形(母指CM関節症・ヘバーデン結節・ブシャール結節など)
デュプイトレン拘縮
腱鞘炎(ばね指やドケルバン病など)
紋扼性神経障害(手根管症候群・肘部管症候群など)
加齢による変形や外傷後の変形(母指CM関節症・ヘバーデン結節・ブシャール結節など)
デュプイトレン拘縮
TFCC損傷
腫瘍
スポーツによる障害
関節リウマチによる手関節・手指の障害・・・
腫瘍
スポーツによる障害
関節リウマチによる手関節・手指の障害・・・
下肢・足の疾患
外傷(股関節・大腿・膝関節・下腿・足関節・足の骨折・脱臼、腱・靭帯断裂、神経損傷など)
変形性股関節症
大腿骨頭壊死症
股関節臼蓋形成不全
変形性膝関節症
膝内障
膝蓋軟骨軟化症
滑膜ヒダ障害
膝蓋骨脱臼
滑膜骨軟骨腫症
変形性股関節症
大腿骨頭壊死症
股関節臼蓋形成不全
変形性膝関節症
膝内障
膝蓋軟骨軟化症
滑膜ヒダ障害
膝蓋骨脱臼
滑膜骨軟骨腫症
Baker嚢腫
リウマチ性関節炎
変形性足関節症
内反足
扁平足
外反母趾
足根管症候群
踵骨棘
痛風性関節炎
糖尿病性足部壊死・・・
リウマチ性関節炎
変形性足関節症
内反足
扁平足
外反母趾
足根管症候群
踵骨棘
痛風性関節炎
糖尿病性足部壊死・・・
スポーツ障害
肉ばなれ・筋挫傷
頸髄損傷
腕神経叢損傷(バーナー症候群)
腰椎分離症
疲労骨折
骨端症
肩インピンジメント症候群
野球肩
野球肘
頸髄損傷
腕神経叢損傷(バーナー症候群)
腰椎分離症
疲労骨折
骨端症
肩インピンジメント症候群
野球肩
野球肘
テニス肘
ジャンパー膝
腸脛靭帯炎
有痛性分裂膝蓋骨
膝関節靭帯損傷(ACL・PCL)
膝関節半月板損傷
過労性脛部痛(シンスプリント)
筋区画症候群・・・
ジャンパー膝
腸脛靭帯炎
有痛性分裂膝蓋骨
膝関節靭帯損傷(ACL・PCL)
膝関節半月板損傷
過労性脛部痛(シンスプリント)
筋区画症候群・・・
リウマチ疾患
関節リウマチ
リウマチ性多発筋痛症
強直性脊椎炎
リウマチ性多発筋痛症
強直性脊椎炎
繊維筋痛症
掌蹠膿疱症性関節骨炎・・・
掌蹠膿疱症性関節骨炎・・・
代謝性骨疾患
骨粗鬆症
くる病・骨軟化症
副甲状腺機能亢進症
くる病・骨軟化症
副甲状腺機能亢進症
甲状腺機能異常
骨Paget病・・・
骨Paget病・・・
感染症
骨隨炎
化膿性関節炎
結核性骨関節炎
化膿性椎間板炎・脊椎炎
化膿性腱鞘滑膜炎
蜂窩織炎
化膿性関節炎
結核性骨関節炎
化膿性椎間板炎・脊椎炎
化膿性腱鞘滑膜炎
蜂窩織炎
壊死性筋膜炎
ガス壊疽
非結核抗酸菌症
手術後感染症・・・
ガス壊疽
非結核抗酸菌症
手術後感染症・・・
小児整形外科疾患
斜頸
脊柱側弯症
肘内障
股関節脱臼
股関節臼蓋形成不全
ペルテス病
大腿骨頭すべり症
脊柱側弯症
肘内障
股関節脱臼
股関節臼蓋形成不全
ペルテス病
大腿骨頭すべり症
膝蓋骨亜脱臼・脱臼
先天性内反足
扁平足
足根骨癒合症
多合指(趾)症
脚長不等・・・
先天性内反足
扁平足
足根骨癒合症
多合指(趾)症
脚長不等・・・
詳細は日本整形外科学会のホームページ(外部リンク)も参考にして下さい。
関節外科
関節外科の対象疾患には加齢による変性疾患(変形性股・膝・肩関節症)、外傷後の変形、関節リウマチ、骨壊死(特発性大腿骨頭壊死など)など多数の疾患が含まれます。3D-CTやMRIを駆使した詳細な診断のもと、関節鏡下手術(靭帯再建、半月板形成・縫合術、滑膜切除、関節形成術、腱板断裂手術)から関節温存手術(膝周囲骨切り術)、人工関節置換術(股関節・膝関節・肩関節)まで、年齢や病態に応じて最も適した術式を提案させていただきます。
人工股関節置換術に関しては、令和2年からCTナビゲーションシステムを導入しております。また令和5年4月より、人工膝関節手術支援ロボット「ROSA Kneeシステム」を導入しております。ナビゲーションやロボットが医師の執刀をサポートすることにより、より精度の高い手術を行うことが可能です。
人工股関節置換術に関しては、令和2年からCTナビゲーションシステムを導入しております。また令和5年4月より、人工膝関節手術支援ロボット「ROSA Kneeシステム」を導入しております。ナビゲーションやロボットが医師の執刀をサポートすることにより、より精度の高い手術を行うことが可能です。
🌸🌸🌸豊川市スポーツ医療・健康アドバイザー派遣事業🌸🌸🌸
スポーツ医療・健康に関する助言、指導等を希望する団体等に向けて、当院整形外科の裵漢成医師がアドバイザーとして研修を行いました。対象は、東三河に本拠地を有するスポーツ振興団体等です。
豊川市スポーツ医療・健康アドバイザー派遣事業の詳細につきましては、こちらをご確認ください。
豊川市スポーツ医療・健康アドバイザー派遣事業の詳細につきましては、こちらをご確認ください。
手の外科・マイクロサージェリー
手外科は、手指だけでなく、肩、肘、手関節、など上肢全体の治療を行う分野です。手は、日常生活を送るうえで重要な運動器官であり、わずかな障害でも、手が使えなくなると日常生活の大きな障害となります。手は、骨、関節、腱、靭帯、筋肉、神経、血管など、さまざまな器官が密集して構成され、複雑で微細な構造を持っています。そのため、手術治療には非常に細かい操作が必要となり、当院では拡大鏡、顕微鏡や、手関節鏡などを用いての手術を行っております。
小児整形外科
小児の身体は成長発達の途中であり、それ故、その時期特有の疾患、変形、外傷をしばしば起こします。また、治療に関しても、その後の成長を考慮しなくてはならないため、成人の整形外科治療と必ずしも同じではありません。小児運動器疾患、先天異常に対して診療を行います。また、地域の医療機関や中枢病院とも連携をとり、患者さんの不安を解消できるように努めます。
現在、第2、第4木曜日の14時30分より16時00分までの受付をされた方を対応しておりますので、ご相談ください。
現在、第2、第4木曜日の14時30分より16時00分までの受付をされた方を対応しておりますので、ご相談ください。
脊椎脊髄病センター
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