救急科
救命救急センターの概要
救命救急センターは、一般の救急医療機関では対応できない重篤な救急患者さんに対し、24時間体制で高度な医療を総合的に提供する三次救急医療を担う施設です。
当院は、2013年5月の新病院開院と同時に救急センターを1階に開設し、地域における二次救急医療機関としての役割を果たしてきました。2019年12月1日には、県内で24か所目の救命救急センターとなりました。
救急車対応の救急処置室4室(1室は重症感染症対応のため陰圧対応)、ウォークイン患者さんの診察室5室、経過観察用の点滴室(経過観察用のストレッチャー10台)から成り立っています。同時に4名の重症患者さんに対応可能で、小手術も含めた緊急処置も行うことができる環境設定になっています。
このような環境で、大勢のウォークインの患者さんや救急搬送された患者さんを診療しており、救急外来に隣接する放射線科においては、単純X線写真やCT、MRIの撮像を24時間体制で行っています。
当院は、2013年5月の新病院開院と同時に救急センターを1階に開設し、地域における二次救急医療機関としての役割を果たしてきました。2019年12月1日には、県内で24か所目の救命救急センターとなりました。
救急車対応の救急処置室4室(1室は重症感染症対応のため陰圧対応)、ウォークイン患者さんの診察室5室、経過観察用の点滴室(経過観察用のストレッチャー10台)から成り立っています。同時に4名の重症患者さんに対応可能で、小手術も含めた緊急処置も行うことができる環境設定になっています。
このような環境で、大勢のウォークインの患者さんや救急搬送された患者さんを診療しており、救急外来に隣接する放射線科においては、単純X線写真やCT、MRIの撮像を24時間体制で行っています。
加えて、2022年10月3日からは、更なる救命率の向上と患者さんの予後の向上を図るため、救急車の出動とほぼ同時に医師や看護師が救急現場へ駆けつけるドクターカーの運行を開始しました。
当院の救急科は、2~3名の初期研修医と1~2名の上級医が診療を行っており、平日8時からは毎朝夜間に入院した症例のカンファレンスを行い、各科の連携を図っています。また、救急に関する講習会も救急科が主催しており、全職員へのBLS+AED講習会(年1回)、ICLSコース(年4回、心肺蘇生の初期診療コース)、ISLSコース(隔年1回、脳卒中の初期診療コース)を行っており、今後外傷のコースも行っていく予定です。
診察室
救急処置室
総受診者数
令和2(2020)年度 13,112人
令和3(2021)年度 13,848人
令和4(2022)年度 16,658人
救急搬送受入数
令和2(2020)年度 6,074人
令和3(2021)年度 6,468人
令和4(2022)年度 6,892人
救急応需率
令和2(2020)年度 96.3%
令和3(2021)年度 93.7%
令和4(2022)年度 89.2%
令和2(2020)年度 13,112人
令和3(2021)年度 13,848人
令和4(2022)年度 16,658人
救急搬送受入数
令和2(2020)年度 6,074人
令和3(2021)年度 6,468人
令和4(2022)年度 6,892人
救急応需率
令和2(2020)年度 96.3%
令和3(2021)年度 93.7%
令和4(2022)年度 89.2%
※総受診者数は、救急搬送受入数を含む。
救急医療の実情
当院は高度医療を行うことができる東三河の基幹病院のひとつであり、救急外来への来院患者数、救急車搬送数などの実績は上記のとおりで、愛知県内でも有数です。救急疾患は突然発症するもので、その重症度は様々です。救命のためには救急度や重症度が高い患者さんの診察、治療が優先されますので、特に年末年始や長期連休期間などはウォークインの患者さんをお待たせすることがあります。しかし、当院はそういったウォークインの患者さんをおろそかにしているわけではなく、看護師数名で医師の診察前にトリアージを行っており、トリアージにて重症度や緊急度が高いと判断された患者さんについては優先的に診療していますので、ご安心ください。
また、救急疾患の初期診療について若手医師が対応する場合、時に行き届かないことが生じることもあるかもしれませんが、救急外来内の上級医が迅速にバックアップする体制になっておりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
また、救急疾患の初期診療について若手医師が対応する場合、時に行き届かないことが生じることもあるかもしれませんが、救急外来内の上級医が迅速にバックアップする体制になっておりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
診療担当医一覧
外来診療担当医ページ:救急科をご覧ください。
担当医師の紹介(常勤医師)
私たちが、豊川市民病院の救急科を担当しておりますので、よろしくお願いします。
病気について症状でお悩みの方など、お気軽にご相談ください。
病気について症状でお悩みの方など、お気軽にご相談ください。
医師名 | 免許取得 | 役職名 | 認定医、専門医等 |
高松 真市 | 平成11年 | 主任部長 | 日本内科学会総合内科専門医 日本循環器学会循環器専門医 日本救急医学会ICLSコースディレクター 日本内科学会JMECCインストラクター 日本心血管インターベンション治療学会認定医 臨床研修指導医 |
鈴木 健 | 平成3年 | 診療局統括部長 部長 |
日本内科学会指導医 日本内科学会認定内科医 日本循環器学会循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会専門医 日本救急医学会ICLSコースインストラクター・ディレクター 日本心血管インターベンション治療学会指導医、代議員 日本高血圧学会指導医 日本内科学会JMECCディレクター 日本救急医学会専門医 臨床研修指導医 臨床研修協議会プログラム責任者養成講習会修了 |
彦坂 雄 | 外科部長 救急科部長 呼吸器外科部長 |
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平田 陽祐 | 平成23年 | 医長 | 日本集中治療医学会専門医 日本救急医学会専門医 日本麻酔科学会指導医 麻酔科専門医(日本専門医機構) 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医 インフェクションコントロールドクター(ICD) 麻酔科標榜医 日本区域麻酔学会認定医 臨床研修指導医 看護師特定行為研修指導医 緩和ケア研修会修了 TNT研修会修了 BLS、ACLS、PALS、JPTEC、JATEC、ISLS、FCCSプロバイダー 経営学修士 |
山内 淳一 | 平成24年 | 医長 |
3階救急病棟部門(ICUを含む)
救急病棟
3階救急病棟にはICU(集中治療室)6床、救急病床18床があります。救急病棟は、1階救急外来の真上に配置され、エレベーターで直結しているため、ICUは救急外来からの重症患者を迅速に受け入れることが可能です。また、手術室の真横に位置しているため、重症な術後患者のスムーズな移動が可能です。各患者さんの管理は各科で行いますが、24時間体制でICU担当医師が待機しており、毎朝8時からカンファレンスを実施し、各科との連携を図っています。