グローバルナビゲーションへ

本文へ

バナーエリアへ

フッターへ



ホーム > 診療科・部門 > 診療科 > 放射線科
  • 戻る
  • 進む

放射線科



放射線科について

放射線科の業務は大きく分けて画像診断、インターベンション(IVR)、放射線治療の3つがあります。
画像診断では単純エックス線撮影、CT、超音波、MRI、核医学検査等の画像検査から異常な所見を読み取り、診断結果を画像診断レポートとして主治医に報告します。また、定期的に行われるカンファレンスでは直接各科の医師とディスカッションを行います。
インターベンション(IVR)では画像をガイドに患者さんの負担を極力少なくした低侵襲な診断や治療を行います。血管造影機器を用いたものではカテーテルを介した止血術、特殊な採血、腫瘍に対する薬剤注入、CT、超音波を用いたものでは腫瘍の一部を採取し病理診断を行う生検術、体中の膿を抜く穿刺局所治療があります。
放射線治療では腫瘍に放射線を照射することで安全かつ効果的に治療を行います。

主な疾患

  1. 肝細胞がん、喀血、外傷による腹腔内出血、動脈瘤、膿瘍
  2. 肺がん、頭頸部がん、頭蓋内悪性腫瘍、子宮がん、転移性骨腫瘍

主な治療法

  1. インターベンション(IVR)
  2. 放射線治療

放射線治療について

放射線治療は手術、薬物治療と並ぶがん治療の柱の一つです。治療の負担が少なく、形態や機能温存が可能な治療法であることに加え、最近の高精度治療機器の発達により、放射線治療の適応となるがんが増加しています。対象となる疾患は、脳腫瘍、頭頚部がん、肺がん、乳がん、食道がん、膵がん、子宮頸がん、悪性リンパ腫などで、幅広く治療が行われています。初期治療に放射線治療が行われない場合であっても、転移や再発には有用な場合も多くあります。
当院では、2021年3月から放射線治療機トモセラピーの最新機種であるRadixact(ラディザクト)が稼働しています。
この装置の特徴は、全身どの部位の小さな病巣でも、広範囲な病巣にでも対応でき、複雑な形態の病巣にも対応可能であります。また、治療器自体でCT撮影を行うことが可能で、病巣の確認を行い、治療経過中の病巣に縮小や、体型の変化による、染料分布の変化の検証が容易であり、正常組織への照射を減少させるなど、副作用低減にもつながります。
より患者さんの負担が少ない放射線治療が行えると期待しています。

放射線治療装置については、こちらをご覧ください。

担当医師の紹介(常勤医師)

医師名 免許取得 役職名 認定医・専門医等
小林 晋 平成15年 主任部長 日本医学放射線学会放射線科専門医
日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本核医学会専門医
日本核医学会PET核医学認定医
日本医学放射線学会研修指導者
臨床研修指導医
久米 真由美 平成11年 部長 日本医学放射線学会放射線科専門医
日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本医学放射線学会研修指導者
臨床研修指導医
田中 祥裕 平成25年 医長 日本医学放射線学会放射線科専門医
日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本医学放射線学会研修指導者
飯田 公人 平成28年 副医長 日本医学放射線学会放射線科専門医
杉原 亘 平成30年 医員
塩谷 祐二朗 平成31年 医員
黒𡌛 賢仁 昭和57年 部長 日本医学放射線学会放射線科専門医
日本核医学会専門医
研修指導者資格(放射線科専門医制度)
日本核医学会PET核医学認定医
臨床研修指導医