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横断的カリキュラム


各科プログラムでは経験できない項目や2年間を通じて研修する機会が必要な項目について、到達目標達成に向けた研修を行うとともに、研修医の臨床能力及びプライマリケア能力の実力向上のため、横断的カリキュラムを実施する。
【横断的カリキュラム】
  1. BLSコース(入職時)
  2. JPTECコース(入職時)
  3. ICLS認定コース(年4回)詳細はこちら
  4. ISLS認定コース(年2回)
  5. JMECC認定コース(年1回)任意
  6. CPC(年6回8症例以上)※臨床病理検討会年3回を含む
  7. 救急症例カンファランス(年1回/学会発表形式)・・・2年次
  8. 集談会(年1回/学会発表形式)・・・1年次
  9. ER症例合同カンファランス(年4回) 詳細はこちら
  10. 内科臨床カンファランス(月2~3回)
  11. 「豊川医学講」(原則毎週月曜日) 詳細はこちら
  12. 各科合同カンファランス
  13. 院内講演会(院内感染・医療安全・医療倫理・接遇・情報セキュリティ)
  14. NCU Infection seminar(名古屋市立大学と連携)
  15. 病診連携フォーラム(年2回)

ICLS認定コース

ICLS(Immediate Cardiac Life Support)

ICLS(Immediate Cardiac Life Support)

修了証

ICLSとは

医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。
緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標としています。
講義室での講義はほとんど行わず、実技実習を中心としたコースです。
受講生は少人数のグループに分かれて実際に即したシミュレーション実習を繰り返し、 約1日をかけて蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療を身につけます。

参加者について

現在のところ当院の院内コースであり、当院の研修医、看護師、技師、ME、豊川市の消防隊が参加しています。 1回4ブースで1ブースにつき6名の参加者で構成されているため、1回の受講で計24名の参加者に参加していただいています。
年4回施行しており、1年目の研修医は5月か6月の各年度の第1回目のICLSの受講が義務付けられており、 ICLS受講後はプレインストラクターとして参加可能ですので、研修修了時に救急医学会認定のインストラクターになることも可能です。

雰囲気について

日本救急医学会認定インストラクターまたはディレクター資格を持つ医師、看護師、ME、技師が中心になり、運営していますが、 インストには内科系、外科系の医師が混在しており、専門分野にとらわれることなく、心肺蘇生を学ぶ横断的なプログラムとして機能しています。

ER症例合同カンファランス

主催 キャリア支援センター
開催日時 年4回
1時間程度
会場 院内会議室
参加者 研修医(必須)
臨床研修センター医師、放射線科医師、検討症例の主治医・指導医
将来的には他職種(看護師等他部門の職員)の参加も考慮していきたい。
内容 救急外来で診察した症例について、診察医(研修医)がERでの診療行為に関してプレゼンテーションを行い、その後の経過、診断、治療について、主治医がコメントする。さらに、その症例の問題点、今後気をつけていく点をディスカッションする。
目標とするところ ER症例に関しての研修医へのフィードバック及び教育をシステム化し、実施することで、 研修医の臨床能力及びプライマリ・ケア能力を高めることを目標とする。

豊川医学講

主催 キャリア支援センター
開催日時 原則毎週月曜日
1時間程度
会場 院内会議室
参加者 研修医(必須)、キャリア支援センター医師、その他指導医等自由参加
内容 医学関連全般事項について、研修医自身が学びたい題材を提供し、参加者による討議を行う。
(題材例)
  1. 学びたい症例(ER症例、受け持ち患者症例等について、カルテ、写真、関連文献等を用意し、研修医がプレゼンテーション)
  2. 英文論文(サマリーをプレゼンテーション)
  3. 研究会・学会等の発表予行演習
  4. 臨床研修及び医学全般に関して討議したい事項や問題提起など
  5. 他病院等で実習した場合の体験報告等
目標とするところ 【学ぶ】
プレゼンテーションの仕方、英文文献のあたり方・読み方、抄読会での発表の仕方、研究会・学会等での発表の仕方など。

【相談する】
研修医から上級医へ。研修医生活全般のよろず相談可。

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