グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  看護師 >  看護師 >  日本看護協会認定看護師 >  感染管理認定看護師
  • 戻る
  • 進む

感染管理認定看護師


感染管理認定看護師

石黒 早織(認定番号:第A16433号)(有効期限:2026年)

感染管理認定看護師

鈴木 基也(認定番号:第A23993号)(有効期限:2026年)

認定看護師を目指したきっかけを教えてください。

きっかけは脳外科病棟勤務中に発生したクロストリディオイデス腸炎の感染対策です。
腸炎が発生した際、発生の原因や具体的な感染対策の実践方法がわからずに「自分達が実践している対策」が本当に正しい方法なのか悩んでいました。医師に「看護師さん達がきちんと対策してくれないから」と言われたのですが、反論できるだけの知識が自分にないことが悔しかったです。その時の上司(病棟師長)に背中を押され、感染管理の道に飛び込みました。(石黒)

看護師にとって感染対策の知識や技術は必要不可欠であると考えていますが、実際どのような対策が必要であるかわからないことも多いと感じていました。私は以前、看護局ICT委員会の一員として活動していましたが、患者さんの状態や場面ごとに何をしてよいかわからずスタッフへの指導も不安でした。その中で自分のキャリアアップを考えたときに、興味を抱いていた感染管理認定看護師の道を目指しました。(鈴木)

認定看護師としての現在の仕事の内容を教えてください。

  1. 感染症対策
    他職種(医師、薬剤師、臨床検査技師など)と共に、耐性菌、インフルエンザ検出状況の確認、現場での感染対策実践状況をICTチームや委員会メンバーでの院内ラウンドを行っています。
  2. コンサルテーション
    院内、院外から感染症対策について相談、問い合わせがあります。
  3. 行政との対応
    感染症法で定められている感染症(結核など)が発生した際、保健所との対応を行っています。
  4. 他施設との連携
    東三河で勤務する感染管理認定看護師の仲間や、他施設の感染対策担当者と定期的に集まり、情報交換などをしています。

まだ感染管理認定看護師として本格的な活動はしていませんが、今年度から院内感染対策委員会に参加し、ICT会議では院内の環境ラウンドを行っています。また私の所属部署である内視鏡センターの洗浄、消毒、滅菌や医療廃棄物の処理方法ついて見直しました。また内視鏡の交差感染を起こさないよう内視鏡の搬送方法を決めました。

仕事のやりがいを教えてください。

他職種と連携しながら組織横断的に活動していることです。
専従として勤務しているので、様々な職種の方や患者、家族と接する機会が多いことが刺激になっています。

今後の目標について教えてください。

職種、施設を問わず「感染対策」の仲間を増やすことです。
感染管理に興味のある方、お気軽に声を掛けて下さい!!
実践されている医療関連感染サーベランスを現場へフィードバックし、医療関連感染の減少に努めていきたいです。そのためにフィードバックする方法を確立するとともに、感染対策は1人が一生懸命でも、誰かが不十分だと破綻しますので、リンクナースの教育にも力を注ぎたいと思います。また委託業者の方と協働して清掃や施設等の状況把握や改善を目的として活動したいと思っています。