診療科・部門紹介
神経内科
神経内科のご紹介
神経内科は身体の神経を見る内科です。神経というのは、例えば脳が命令をして、脊髄を通り、腕や脚の末梢神経を伝って、手足の筋肉を動かすまでの経路にあたります。この経路のどこかで障害を起こす病気を診る診療科です。すなわち、脳、脊髄、末梢神経および筋肉を侵す病気が対象となります。
頭痛、めまい、しびれ、脱力、ふるえ、痙攣などの症状がある方、呂律が回らない、半身が動かない、歩き方がおかしい、歩けないなどの症状がある方はご相談ください。また、以下の病名を言われた方や疑われた方も当てはまります。脳卒中や脳梗塞、脳炎や多発性硬化症、パーキンソン病や脊髄小脳変性症、振戦や舞踏病、顔面神経麻痺や糖尿病性末梢神経障害、筋炎や重症筋無力症や筋ジストロフィー、てんかんや片頭痛など多くの神経の病気があります。上記の症状や病気を心配される時はご相談ください。
担当:継(金曜日)、髙田(火曜日,木曜日)、打田(月曜日,水曜日)
高齢化に伴い認知症を有する方も増えてきており、一方では物忘れがあり認知症の始まりではないかと心配されている方もおられると思います。そのような物忘れに悩まれている方のために“物忘れ外来”を行っております。認知症を来す病気はたくさんあり、まずはその病気を見つけることから始まります。“物忘れ外来”の認知症の約4割がアルツハイマー型認知症です。次いで、レビー小体型認知症、血管性認知症などが見られます。現在は、抗認知症薬が開発され、早期に治療することで認知症の症状の進行を遅らせ、家族の介護負担も軽減できるようになってきました。近い将来には認知症を根本から治す薬もできるようになってきています。認知症の精査、治療を望まれる時は“物忘れ外来”にご相談ください。
“物忘れ外来”の初診は毎週月曜日と水曜日に行っております。診察に時間がかかりますので、あらかじめ予約をお願いします。
なお、ご家族や介護者からのお話もお聞きしますので、ご本人と一緒にお越し下さると助かります。
【物忘れ外来の予約の取り方】
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