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病院案内
当院について 

院長のあいさつ

写真 院長

豊川市民病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。


新病院が開院して5年目に入りました。移転後は、入院患者、手術、検査の急増と電子カルテの導入、新規職員の大量採用も加わり、しばらくは落ち着かなく、余裕のない状態もあったと思われますが、4年の経過で落ち着いてきたと思っています。

当院は昨年開院70周年を迎えました。記念誌に掲載しましたが、今後も、救急医療、高度専門医療、災害時医療、産科医療そして地域連携の促進と地域完結型医療を継続して担っていくつもりです。その中でも、特に救急医療と地域連携の促進に重点を置きたいと思っています。また、新たに今年4月から地域包括ケア病棟(26床)を開設しました。入院期間の制限がありますが、急性期医療が終了し在宅復帰に向けてリハビリや体力の回復が必要な方が対象になる病床です。地域の先生方、施設の方々との連携をしながら、急性期から在宅医療への移行をより円滑に進められるようになり、急性期病床も有効に活用できるようになると考えています。

救急医療に関しては、今後も継続して24時間体制で救急患者さんの受け入れを行っていきます。地域包括ケア病棟の開設により、急性期病床の有効な利用がより可能になり、重症患者さんの受け入れはよりスムーズになると考えております。ただ、一部診療科によってはマンパワーの不足のため受け入れ困難な状態となっています。この問題を解消するために院内の救急対応の再構築、関連大学との連携を進めての救急専門医の確保と関連の専門科の人材の充足と養成に力を入れていきます。

平成28年度の救急搬入数は6,169件、手術数は4,076件と増加しており、今後も更なる増加が見込まれます。また、病床利用率も、一般床が100%を超えることもあります。

このような状況から、限られたベッドを地域の方々に有効に利用していただくため、当院では、急性期や高度医療が必要な患者さんを中心に診察させていただき、症状が安定した患者さんは、地域包括ケア病棟への転棟、かかりつけ医の先生方への逆紹介をさせていただいております。

今後は、少子高齢化社会がさらに進行し、高齢者医療の必要性がますます増大してきます。また、医療圏単位で進められている地域医療構想では病床数の削減が求められています。そのような中で、今後の医療の進む方向として、病院(急性期、回復期、慢性期)、医院、介護施設、医療介護の在宅サービスなど地域全体でそれぞれの役割に応じた取り組みが必要になります(地域包括ケアシステムの推進)。その中で当院の役割は、救急医療、高度専門医療などの急性期医療であると考えています。地域連携センターを中心に、地域の医療機関、介護施設などとの連携を深め、患者さんの紹介、逆紹介を進め、地域の医療資源を相互に有効な活用ができるようにすることによって、その役割が果たせるものと考えます。


豊川市民病院 院長 西田 勉

 

基本理念・方針

基本理念

信頼される医療の提供を通じて、地域住民の健康づくりに貢献する。

基本方針

当院ではこの基本理念を実現するために、以下の基本方針を掲げています。

  • 心のこもった患者中心の安全で良質な医療を実践します。
  • 地域の急性期中核病院として、救急医療の充実と高度・専門医療を推進します。
  • 地域医療機関や保健・福祉機関との連携を深め、地域医療の向上を目指します。
  • 人権に配慮した適切な精神科医療を実践します。
  • 災害拠点病院として、災害時医療救護体制の充実を推進します。
  • 健全な経営基盤の強化に努め、安定した病院運営を目指します。
  • 医学・医療技術の研鑽と教育・研修により、医療の質の向上と人間性豊かな医療人の育成に努めます。
  • 職員が誇りと意欲を持って働ける病院づくりに努めます。
  
 

患者の権利と責務

豊川市民病院では、「医療は、患者と医療提供者との相互信頼に基づき、協働してつくり上げていく」ことを基本として、患者のみなさんに医療へ主体的に参加していただけるよう、以下に掲げる「患者の権利」を尊重し診療を行います。

  1. 差別されることなく、良質な医療を公平に受ける権利があります。
  2. 人格、価値観などが尊重され、尊厳を保つ権利があります。
  3. 真実を知る権利を持ち、病気の性質や治療内容などを理解・納得できる十分な説明と情報を受ける権利があります。
  4. 治療方法などを自分の意思で選択し、決定する権利があります。
    また、治療を拒否する権利もあります。
  5. どのような治療の段階においても、他の医療機関などの医師の意見を求める権利があります。
  6. ご自身の診療記録の開示を求める権利があります。
    また、診療の過程で得られた個人情報の秘密が守られる権利があります。


すべての患者のみなさんが、良質で適切な医療を受けられるように、以下に掲げる「患者の責務」についてご協力をお願いします。

  1. 良質な医療を実現するために、ご自身の健康に関する情報を、医師・看護師などにできるだけ正確に伝えてください。
  2. 他の患者の診療に支障を与えないよう配慮してください。


より良い医療を行うために豊川市民病院職員は、患者のみなさんと心のつながりを大切にします。

 

臨床倫理

臨床倫理基本方針

  1. 患者の人格を尊重し、公平で公正な医療を行います。
  2. 治療の十分な説明と同意に基づき、患者と家族の意思決定を尊重します。
  3. 患者のプライバシーや個人情報を保護し、守秘義務を遵守します。
  4. 診療行為に係る関係法令を遵守し、患者に信頼される最善で最良の医療を行います。


当院のDNAR(蘇生不要)指示に対する方針

 当院では、医師が、患者の病状を適切に評価し、その内容を患者、その家族及び診療チームで十分に話し合い、学会等の関係機関が公表しているガイドライン等を参考に、患者及びその家族の意思を尊重してDNARの決定をします。
 また、DNAR決定後において、医師が、医療の質を落とすことなく患者に必要な医療ケアを継続的に提供するとともに、病状の評価並びに患者、その家族及び診療チームでの話し合いを継続し、決定の見直しを行います。


当院の輸血に対する治療方針 ~輸血を拒否する患者の方へ~

当院は医療行為の実施にあたり説明と同意(インフォームドコンセント)に努めており、必要最低限の輸血で診療を行っています。
しかし、手術をはじめとする診療中に「生命の危機」が生じ、救命のために輸血せざるを得ないと判断した場合は、輸血を拒否される患者の方に対しても輸血を実施します。